バイアグラについての認識
勃起不全の患者さんたちは自分自身のことが正常なのかと不安に毎日を過ごしていることが多いのです。
バイアグラに安易に飛びついてしまうと、勃起不全であることを認めたことになるのではないか、しかし、このまま性行為を使用として勃起することができなかった時の悲しみはとても大きいものです。
自分自身をEDだと認めてしまうということは、若さと男らしさを性生活や性的健康を同レベルで考える今の文化では、自分はもう若くはないし男らしくもないと認めてしまうことになるのです。
なので、バイアグラを早い段階から使用するということは、正常な機能を回復するとともに正常な男らしさの達成とは切っても切れない関係だともいえるのです。
このことは医師にとっては親身になって考えてないと患者の心理として認識することが難しく、患者と医師の信頼関係を築くことができない原因ともなっています。
患者たちは医師の治療など望んでいるのではなく、ただバイアグラを処方してもらうことが目的で病院を訪れているので、医師としても何とも身の入らない患者たちなのです。
このような問題を解決するためには患者と医師の双方がバイアグラを勃起不全の治療薬としてばかりか、男らしさを取り戻す薬であることを認識する必要があるのです。